2015第1学期『センター現代文』第11講山下勲「世界と人間」要約&漢字解答

【要約】 科学が人間の知であるからには、人間が物事を知る意識の働きの中に基礎を持っているが、その言葉は日常言語のようにニュアンスが異なり、多義的なものではなく、客観化や対象化を極度に推し進めたものであり、それゆえに科学は […]

2015第1学期『センター現代文』第10講竹田純郎「生命の哲学」要約&漢字解答&復習問題

【要約】 生命体それぞれにとって環境は、個々の生命体が関わっていく物質を含むと同時に、それぞれに固有の身体的行為を引き起こす「媒体」を含み、その意味でそれは物理的空間としては一つでも、等質の単一の全体として扱えず、また環 […]

2015第1学期『現代文基本マスター』第8講黒井千次「老いの時間の密度」要約&漢字解答&復習問題

【要約】 近年は畳の上で死ねる人が少なくなったが、そのことの他に、苦しみを見つめる苦しみの方に強い関心を覚える。重い病人を入院させるのは当然の行為であり、これを非難する謂われは全く無いが、そこには自分が苦しみを見詰める直 […]

2015第1学期『現代文読解』第9講福田恆存「日本を思ふ」要約&記述解答例&復習問題

【要約】 西欧思想の根本をなすものが絶対者の観念であると言うと、日本こそが絶対主義の国であるという反問が予想されるが、日本はたんなる相対的な存在を強いて絶対者と見なそうとしている点で、実は絶対者のいない絶対主義である。そ […]

2015第1学期『青木邦容の基礎→標準現代文』第9講鈴木博之「都市のかなしみ」要約&記述解答例&復習問題

【要約】 「復元」と「復原」は、前者が保存から一歩進んで、失われたものをよみがえらせることであり、後者が過去の建築遺産を保存してもとに戻すことである点で両者は異なる。その一方で、復原も復元も、歴史を重要なものと考えている […]

2015第1学期先取り学習『センター現代文』第9講山本健吉「日本の庭について」要約&漢字解答&復習問題

【要約】 ヨーロッパの庭は、彫刻や絵画や建築や、ヨーロッパ流の芸術理念を作り出しているそれらのジャンルに準じて、自然を造形し構成し変容せしめようという意志をもって創造された。それに対して日本の庭は、生花や茶の湯、連句など […]

2015第1学期『青木邦容の基礎→標準現代文』第8講井筒俊彦「意味の構造」要約&復習問題

【要約】 常識的には言葉と物の関係は、先ず物が有り、それらに別々の名前がレッテルとして付けられているというように直接的なものであるとされているが、実はそこには無限に複雑な自然物を見、それらを秩序づけ、様々な目的に従ってそ […]