2014冬期『青木邦容のセンター現代文』第2講松永澄夫「哲学の覚醒」要約&復習問題

【要約】 人の見聞のあらゆる事柄が学問の対象となり得るが、輪郭付けて示せる対象がない哲学の場合はどうか。一般的に学問では知る側の活動を消去して対象についての知識を得ようとするが、哲学では、問う人、答えを得る人が消去される […]

2014冬期『青木邦容のセンター現代文』第1講丸山圭三郎「言葉と無意識」要約&復習問題

【要約】 貨幣と言葉は、両者共に〈価値〉の基盤と言えるが、言葉の方はそう言われても必ずしもピンとこない。なぜなら言葉は貨幣のような直接的な効用を持たないからであるが、言葉がなければ価値判断といった思考ができない点で、やは […]

2014冬期『青木邦容のハイレベル現代文』第1講河合隼雄「昔話の深層」要約&復習問題

【要約】 昔話が発生してきた心理的基盤は、人間の内的真実に求められる。ユングは、それを人間の無意識の深層には人類に共通の普遍性が有り、そこにある元型によるものだと仮定した。つまり、ある個人が何かの元型的な経験をしたとき、 […]

2014年第2学期『医系小論文』&冬期講習会『医系小論文テスト』MEDICAL☆KING【番外編】志望理由書き方参考資料

【志望理由書&面接対策】 『大学の求める人材とは』 医学・歯学 医師として活躍したいという確固たる決意を持っている人 「医の心」すなわち、患者の痛みを分かち合い、患者に対する思いやりに満ちた慈愛の心を正しく体得しようとす […]

2014第2学期『青木の現代文』第12講中野好夫「悪人礼賛」要約&復習問題

【要約】 「ぼく」の最も嫌いなものは、善意と純情である。善意の善人ほど始末に困るものはない。その点で、悪人は、「ぼく」にとっては案外始末のよい、付き合い易い人間である。悪は決して無法ではなく、しかもこちらが悪のグラマーを […]

2014第2学期『青木の現代文』第11講イ・ヨンスク「言葉という装置」要約&記述解答&復習問題

【要約】 わたしたちにとってことばは、意識の背後に隠れた自然なものでなければならない。サピアは「ことばの自然さは幻想にすぎない」と言ったが、そのような「幻想」を認識するのは、ことばについての知識をたくわえ、外部から観察で […]

2014第2学期『現代文読解』第12講丸田一『「場所」論 ウェブのリアリズム、地域のロマンチシズム」設問解答用イメージチャート&漢字解答&記述解答&復習問題

【設問解答用のイメージチャート(要約代わりに参照のこと)】     【問1】ア示唆 イ融合 ウ端末 エ匹敵 オ透明   【問2】15行目~24行目(イメージチャートも参照) 【問3】29行目 […]

2014第2学期『センター現代文』第11講内田義彦「作品としての社会科学」要約&復習問題&漢字解答

【要約】 学問で科学的にとらえた対象と、われわれ生きた人間がその中で住み生活をしているところの現実との間のギャップの存在に、専門家ならぬ生活者としてのわれわれも、科学者も気付いてはいるのだが、学問外の事情がそのギャップを […]

2014年第2学期『医系小論文』MEDICAL☆KING №6【解答のためのREFERENCE】【Exercise】解答例

〇法制化で様々な規制、手順等が決まれば、それら以外の方法やケースが免責要件から外れるため、かえって医療者の萎縮をもたらしかねない。 〇本来、患者・家族ー医療者関係は、個々のケースにおいて様々であるのに、法制化によって一律 […]

2014第2学期『青木の現代文』第8講橋爪大三郎「はじめての構造主義」要約&復習問題

【要約】 言語が物理的な現象や物質的な根拠によって支えられたものではないことは、ソシュールの『一般言語学講義』にも記載されている。まず言語の指示する対象が物質的な存在であれば、対象の切り取り方が言語によって異なることを説 […]