2015第1学期『現代文基本マスター』第2講広中俊雄「法と裁判」要約&漢字解答&記述解答例&復習問題

【要約】 裁判では、客観的な事実の発見と、客観的な存在である法の適用によって、「客観性のある結論」を導き出すことが、裁判官に期待されているが、現実には、裁判官も人間である故に「自分自身以外の眼でみることはできない」ことが […]

2015第1学期先取り学習『青木邦容の基礎→標準現代文』第3講芦原義信「街並みの美学」要約&記述解答例&復習問題

【要約】 西洋式ホテルと温泉観光ホテルとの対比から分かることは、日本人の「うち」というのは、空間領域的にとらえると「靴をぬいだ」空間のことを指し、西洋人のそれとは著しく空間意識の点で隔たりがあるということである。西洋人に […]

2015第1学期『青木邦容の基礎→標準現代文』第2講菅野道夫「ファジイ理論の目指すもの」要約&復習問題

【要約】 あいまいだからよい最たるものとしての言語の使用が、生きた人間の日々の証であり普遍的な契機だとすれば、人間の日常性はあいまいさによって支えられていることになる。人間の意識の対象世界が無限の奥行きと多様性を見せるの […]

2015第1学期先取り学習『センター現代文』第2講リービ英雄「『there』のないカリフォルニア」要約&漢字解答&復習問題

【要約】 四季がはっきりしていることが現実にとっても文学にとっても重要な特徴であり続けてきた日本、そして近年の日本以上に四季の変化が豊かなアメリカ東海岸からカリフォルニアに来て、ほとんど何の変化も見せない、そのコバルト色 […]

2015第1学期先取り学習『現代文読解』第2講内田義彦「読書と社会科学」要約&漢字解答&記述解答&復習問題

【要約】 経験科学は、本来は人間の知恵の一部として、知恵そのものをいっそう豊かするはずのものだったのに、被創造物でありながら自然の支配者であるという人間の意識と、諸文明を支配管理するのが当然というヨーロッパ人の自負が相呼 […]

2015第1学期『センター現代文』第1講河合隼雄「イメージの心理学」問1 漢字解答参考

【問1】 (ア)  普遍 ①符合 ②不朽 ③普及 ④負担 ⑤付随 (イ)  幼稚 ①知己 ②誘致 ③遅刻 ④稚魚 ⑤無恥 (ウ) 卑小 ①秘境 ②否認 ③非凡 ④卑近 ⑤避難 (エ) 指摘 ①好敵手 ②摘発 ③快適 ④端 […]

2015第1学期第2回『Weeklyテスト演習(基礎)①』小松和彦「妖怪学新考」解説講義補足(問5記述問題の説明補足とコツ)

【解説講義補足】 《問5》 まず【設問チェック】しましたね。これで設問に答えるには、本文から「妖怪が棲むこと」の条件は何か?-ということが読解POINTのひとつだということはつかめています。 ここから設問には、本文から探 […]

2015第1学期『青木邦容の基礎→標準現代文』第1講見田宗介「現代社会の理論」要約&記述解答&復習問題

【要約】 世界銀行等の貧困な層の定義は、一日に1ドル以下しか所得のない人が世界中に12億人もいて、75セント以下の「極貧層」さえ6億3000万人もいるというものだが、こうした貧困のコンセプトは、たとえ善意の意図からそれが […]

2015第1学期『現代文読解』第1講中村良夫「風景学・実践編」要約&漢字解答&記述解答&復習問題&文学史(オマケ)

【要約】 小林一茶と飯田龍太の句を詠み比べてみると、前者が風景の視覚的美しさを詠み、後者が皮膚感覚で触った風景の気配を詠んでいるという違いに気付く。これらを通して、風景には視感覚の勝った風景と触感覚に秀でた風景の二つの側 […]

2015第1学期第1回『Weeklyテスト演習(応用)』佐伯啓思「市民とは誰か」要約と解説講義補足 

【要約】 西欧は「個人主義社会」だから西欧には「個」が確立しているが、日本はムラ社会、集団主義社会だから「個」が確立していないと言われるが、実際はヨーロッパ社会ほど、一方で個人主義を唱えながら、他方で国家意識や地方意識が […]