4月23日「Weeklyテスト演習国語(基礎)①」要約&復習問題(パスワード解除)

【要約】

『唯脳論』という本を著したせいで、私は「心」が実在しない、という意見の代表になってしまっているらしい。しかし私も「心の実在」を否定するつもりはない。それどころか私は自著に、心と脳は同じものの別な側面であり、それを分けるのが「脳のクセ」と書いている。われわれの脳には、なにかに実在感を与える機能が存在するのだ。そしてそのような実在感は、脳の置かれた状況によって、さまざまな対象に付着する。またその実在感が脳内の活動に付着する場合もある。だから私は心の実在に確信を持つ人を不思議とは思わないのである。だれにとっても「実在感が付着するもの」が、実在するものである。その意味で「実在感は実在する」らしいのだ。

 

《復習問題》

本文最後から二行目に「他人の実在感に異をたてると、最後には、殺されるのではないか」とあるが、筆者がこのように考える根拠になった箇所を、5段落以降から70字以内で抜き出し、その最初と最後の5字を書け(句読点含む)。㊟解答は最下段。スクロールして確認のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《解答》われわれの~地がない。