2013第2学期『現代文読解』第1講内山節「『学び』の時間と空間の再構成」要約

日本では、近代化を何よりも優先する特殊な状況下で、欧米以上に近代的価値至上主義の社会を作り上げた。そこにはヨーロッパの近代精神史に見られる、「科学的な知の恐怖」ともいうべきものが見受けられず、ただ科学的知性が絶対視され崇 […]

2013夏期講習会『センター現代文』第5講大岡信『抽象絵画への招待』漢字解答とイメージチャート

【イメージチャート】 絵の値段が「号いくら」という数値によって決められる習慣 ⇒絵画を動かす大きな背後の力が、近代の新興ブルジョアジーの手に移って後のこと=虚飾屋で、鑑識眼においても自信を持たない新興ブルジョアジーが、お […]

2013夏期講習会『センター現代文』第3講饗庭孝男『想像力の考古学』漢字解答

問1 (ア)移植 ①触発 ②装飾 ③着色 ④嘱託 ⑤植民地 (イ)微細 ①設備 ②機微 ③尾行 ④耳鼻 ⑤美観 (ウ)幾層 ①車窓 ②断層 ③浴槽 ④操作 ⑤騒音 (エ)輪郭 ①外郭 ②格調 ③計画 ④隔離 ⑤錯覚 (オ […]

2013夏期講習会『センター現代文』第1講吉田喜重『小津安二郎の反映画』漢字解答

問1 (ア)陶酔 ①搭乗 ②沸騰 ③答弁 ④哀悼 ⑤薫陶 (イ)暴虐 ①暴落 ②無謀 ③妨害 ④防戦 ⑤欠乏 (ウ)幻惑 ①減量 ②上弦 ③変幻 ④幽玄 ⑤厳正 (エ)欺く ①虚偽 ②擬態 ③疑心 ④詐欺 ⑤義憤 (オ) […]

2013夏期講習会『上智大現代文』第3講中野好夫『悪人礼賛』要約

善意の善人は、聡明な悪人と比べて退屈でしかも始末に困る。善人は、その動機が純情や善意だというだけで、一切の責任が解除されると思っており、また悪人の場合とは異なりその無法さから何をしでかすか分からないせいで警戒もできない。 […]

2013夏期講習会『上智大現代文』第2講野矢茂樹『哲学・航海日誌Ⅱ』要約

大人は、子ども向けの常識的世界像を形成し、その中で子どもと対等なパートナーシップをつかむことで子どもに標準的な言語使用を教えようとする。それは同時に「子どもらしい子ども」になることであり、「凡人たれ」という人物教育でもあ […]

2013夏期講習会『医系小論文テストゼミ』第5講MEDICAL☆KING№5【EXERCISE】解答例

(名古屋校の皆さん、お待たせしてすみませんでした・・・(~_~;)) 「本質的に医療行為は危険なものである」という「社会的コンセンサス」がないために、日本は、その「安全対策と責任追及」を医療関係者だけに押しつけてきた結果 […]

2013夏期講習会『青木邦容のハイレベル現代文』第3講西村清和『現代アートの哲学』要約

産業社会の確立にともなう大衆社会の成立以降、代用品、安価な粗悪品としてのキッチュは、普通の人間の日常生活を快適なものにし、センチメンタリティーと呼ばれる心地よい美的心情のありかたを人間にもたらした。しかし18世紀末以来、 […]

2013夏期講習会『青木邦容のハイレベル現代文』第1講岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』要約

消費者として実体としての商品そのものを比較できない資本主義社会では、広告を媒体として商品が比較されるが、そこに見られる客観的対応物を欠いた差異は、商品の価値に帰着しえない広告自身の価値を生み出す。この過剰なる差異性ゆえに […]