2016→2017冬期Ⅱ期『青木邦容の現代文頻出テーマ解法総チェック(サテライン&LIVE)』《補問》大澤真幸『思考術』解答例

【問1】 (19~20行目と15~16、26~27行目への『神経衰弱』から考える。)

(解答例) 考えて言葉にする前の体験はまだ無意味だから。

 

【問2】(【問1との関連性から、傍線部Bは15~16行目と『神経衰弱』でき、また『繰り返し』であることがわかる。)

(解答例・・・特に【青木方式㊷】を意識)長く人生に影響を与える体験。

 

【問3】

①イ・エ ②(解答例)

相手の意見に敏感であることでよく考え抜き、自分の意見が相手に伝わるように十分考え抜いて言葉にする。

㊟一見、小論文のような「自分で考える」設問に見えるが、実は本文の内容を理解しているかを問う問題。設問の「反対の意見」とは5行目の「他者から与えられるインパクト」のことであり、8行目「それに対してどれぐらい敏感であるかによって思考の深度は決まる」という筆者の考えをまずベースにする。また25行目「インパクト」から、他者から与えられたインパクトに対し、何かを感じ、言いたいことがあるなら(反論)、「じゅうぶん考え抜いて言葉にするしかない」という筆者の考えをまとめる。