2016→2017冬期Ⅱ期『青木邦容の現代文頻出テーマ解法総チェック(サテライン&LIVE)』第4講(問題番号⑦)西村清和『プラスチックの木でなにが悪いのか 環境美学入門』問3&問4解答例

【問3】

自然と人間の文化は異なるという考え方から、自然秩序は人間性を構成する部分だと認識し、人間と同一と見なすようになること。(59字)

 

(別解)自然と文化という伝統的な二元論をこえて、自然に感情移入しこれと同一化することで自然に対する畏怖や尊敬、義務の念を持つ点。(60字)

【問4】

個々の自然物に対して固有の関心と平等な権利を認めようとすれば、それぞれの立場からの利害に関わる功利主義に帰着し相互に対立するため、逆に人間が自然を保護するために手を加えることが必要になるということ。(99字)