2014春期講習会『センター現代文』第1講中村光夫「芸術家と芸人」復習問題&漢字解答

【問1】

ア概念 ①該当 ②概算 ③外郭 ④生涯 ⑤憤慨

イ思潮 ①姿勢 ②私腹 ③闘志 ④思慮 ⑤視察

ウ端的 ①発端 ②単調 ③短縮 ④探索 ⑤担当

エ厚遇 ①巧妙 ②好悪 ③動向 ④濃厚 ⑤変更

オ需要 ①授受 ②内需 ③享受 ④成就 ⑤樹立

 

【復習問題】次の文章は本文の『要約』である。テキストを参照しながら空欄に当てはまる言葉を以下の選択肢の中から選び、『要約』を完成させよ。㊟解答は最下段。

戦前までの小説家は、俗社会に対して( ① )であったがゆえに、社会的に孤立した存在であった。彼らは自分達を世界の最新の思潮の中に生き、他の芸術家と比較して同時代の中で最も誠実な生活者たる自負と使命感を持ち、自分達を異端視した社会に抵抗することを( ② )として、秩序と生命を保持した芸術を生み出すことができた。しかし戦後、文学者が厚遇されるという幸福に与った反面、文学者は( ② )を支えていた敵としての社会を失い、世の風潮と流行に左右される( ③ )に成り下がる危険にさらされている。その意味で現代の芸術家は、( ④ )が多く、しかも芸術の理念を持ちにくいなかで、芸術を信じ、自分の存在理由や使命あるいは仕事の理想を見つけていかねばならず、その点では前代の芸術家よりも不幸であると言える。

 A 娯楽の需要 B 心理学者 C戯作者 D異端 E反抗的批判的 D職業 E職人 F社会的地位の低さ G芸人 F自己の存在理由

 

 

 

 

【解答】

 

①E

②F

③E

④A