2013夏期講習会『医系小論文テストゼミ』第5講MEDICAL☆KING№5【EXERCISE】解答例

(名古屋校の皆さん、お待たせしてすみませんでした・・・(~_~;)) 「本質的に医療行為は危険なものである」という「社会的コンセンサス」がないために、日本は、その「安全対策と責任追及」を医療関係者だけに押しつけてきた結果 […]

2013夏期講習会『青木邦容のハイレベル現代文』第3講西村清和『現代アートの哲学』要約

産業社会の確立にともなう大衆社会の成立以降、代用品、安価な粗悪品としてのキッチュは、普通の人間の日常生活を快適なものにし、センチメンタリティーと呼ばれる心地よい美的心情のありかたを人間にもたらした。しかし18世紀末以来、 […]

2013夏期講習会『青木邦容のハイレベル現代文』第1講岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』要約

消費者として実体としての商品そのものを比較できない資本主義社会では、広告を媒体として商品が比較されるが、そこに見られる客観的対応物を欠いた差異は、商品の価値に帰着しえない広告自身の価値を生み出す。この過剰なる差異性ゆえに […]

2013夏期講習会『青木邦容の現代文』第2講滝沢健児『すまいの明暗』要約

日本の建築空間の特徴は、厚い壁で空間を閉鎖的に区切り、その機能分担を明らかにした西洋のそれとは異なり、壁のない大きな屋根による開放された空間であり、その意図が自ずから不明確な点にある。その点で西洋の建築は、空間の用途が決 […]

2013夏期講習会『青木邦容の現代文』第1講小倉千加子『醬油と薔薇の日々―たのしくニョーボする時代』要約

安田成美の「薔薇っていう字、書ける?」というCMには、男女の力学を逆転させた所に生じる女のコケットリーの発見と、そのような遊戯的言語空間を女に許す、夫婦生活の安定性と恒常性の見通しが示されている。七〇年代のウーマン・リブ […]

2013第1学期『現代文読解』第12講分高階秀爾『日本近代の美意識』&岩井克人『「瓶の妖鬼」を読む』要約と記述解答

高階秀爾「日本近代の美意識」 【要約】「美しさ」の発見とは言うものの、これはそれまで誰も気付かなかった対象の持つ属性を見つけ出すことではなく、対象を「美しい」と感じる一人一人の心の中に、思いもかけず見いだされるある種の実 […]

2013第1学期『青木邦容の現代文』第9講分 山本健吉『日本の庭について』要約

ヨーロッパの庭は、彫刻や絵画や建築や、ヨーロッパ流の芸術理念を作り出しているそれらのジャンルに準じて、自然を造形し構成し変容せしめようという意志をもって創造された。それに対して日本の庭は、生花や茶の湯、連句などの日本の芸 […]

2013第1学期『現代文読解』第9講分 鷲田清一『ちぐはぐな身体』解答例

問1 ア糾弾 イ摂取 ウ隔離 エ交錯 オ希薄(稀薄) 問3 われわれは、じぶんの同一性を、じぶんが他者にとって意味ある他者であることに見いだそうするが、そういう意味の次元での自他の境界が意識できなくなると、物質的・身体的 […]