2015第2学期『現代文読解』第3講山崎正和「世界文明史の試み」要約&漢字解答&記述解答例&復習問題
【要約】 身体のあり方と運動の様式はほぼ同義で有り、その様式は19世紀、20世紀を通じて世界的に標準化されてきた。19世紀段階ではそれは主に生産労働の規格化を通じて行われたが、本来的に人間の身体運動は、そうした生産や実用 […]
【要約】 身体のあり方と運動の様式はほぼ同義で有り、その様式は19世紀、20世紀を通じて世界的に標準化されてきた。19世紀段階ではそれは主に生産労働の規格化を通じて行われたが、本来的に人間の身体運動は、そうした生産や実用 […]
【要約】 最近、京都などの古寺を訪れる人々の流れが変わったと思うようになった。人々の流れは仏や菩薩の鎮座するはずの本堂を抜けて行ってしまう。しかし、堂を出て、自然を目にすると人々の流れは途端に停滞気味になる。仏や菩薩たち […]
【要約】 年をとるにつれ、なぜ時の経つのが早く感じられ、しかも年をとった今、そのことが昔ほどは気にならないのはなぜか。そうした問題を考える際に「時間」を主題化することは、時間は言挙げされない仕方でしか経験されないという性 […]
(参考)「直接理由」とは?「間接理由」とは? たとえば「彼が学校を休んだ理由」を求められて、その答えが「風邪を引いたから」だったとします。 この「風邪を引いたから」が、学校を休んだ「直接理由」です。 もしそれで説明不足と […]
【要約】 人間の自由意志が働きうるのは、実はわれわれがまだ行動を開始していない段階に限られ、たとえ意志の結果、行動が始められたように見えても、そこに因果関係はない。なぜなら人間の自由意志と、現実に「やる気になる」ことの間 […]
【要約】 世阿弥は、花は散るからこそ美しいのだという視点に立ち、あるいはさらに積極的に散らすことによって花の新鮮さを際立たせ、花の新たな生命を持とうという考えに立つ。世阿弥の一世代先輩に当たる兼好は、うつろう無常の実相の […]
【要約】 人間が「神を演ずる」ということについて、それは許されるべきことではないという批判がなされる。しかしその批判の背後には、人工よりも自然が良いという一種の倫理学的自然主義の立場が横たわっている。たしかに自然の中には […]
【要約】 ブランド品はなぜ高いのか、その根拠を追究するうちに、自分のなかで「贅沢」という問題が浮上してきた。最初の関心は「経済的なもの」に近いところにあったが、それを超えて、贅沢そのものの起源と条件へと拡がっていった。し […]
【要約】 日本では、近代化を何よりも優先する特殊な状況下で、欧米以上に近代的価値至上主義の社会を作り上げた。そこにはヨーロッパの近代精神史に見られる、「科学的な知の恐怖」ともいうべきものが見受けられず、ただ科学的知性が絶 […]
【要約】 人類がそれなりに長い歴史を持っているために、自分が考えたことを既に考えた誰かが必ずといっていいほど存在する。しかし我々は過去の全てを知っている訳ではないので、自分ではオリジナルだと思ってリヴァイバルしてしまうこ […]