2021 第1学期 青木の新現代文研究LAB【制限時間に勝つ読解&思考法】毎度!青木だ!⑤水田洋『社会科学の考え方』復習問題

《復習問題》(㊟解答は最下段。スクロールして確認のこと。)

テキスト本文78行目「賃金は、労働者の生活費なのである」とあるが、「賃金」が「生活費」であることが、どうして労働者から、奴隷制で言うところの「剰余生産物」が「うばいとられ」ている状態と同じになるのか。それを説明した次の文に当てはまる表現を、本文から抜き出せ。

 

 

 

☆労働者の生産能力が高くでも、独立生産者とは異なり、( 20字以内 )として受け取るわけではなく、あくまで( 10字以内 )としての賃金しか受け取らないということは、高い生産力によって得られた労働の成果としての商品を販売することで得られた利益から労働者が疎外されており、彼の生産するものと彼の賃金には直接の関係がないことを意味し、利益が増大しても労働者の賃金にそれがそのまま還元されず、ほとんどが雇い主のもうけとなっていることになるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《解答》

 

(順に)

 

生産物の売り上げを、労働にたいする報酬(19字)

 

労働者の生活費(7字)OR 生活の維持費(6字)