2019年12月1日実施センター試験対策セミナー《ハイスコア編》「本日のレビュー(Review)」解答解説

 ハ~イ、ハイ12月1日日曜日はお疲れ様でした。初めて代ゼミに来た人も多かったみたいで、「あ!」という間の1日だったと思いますが、本番の受験までも「あ!」っという間に来ますよ(笑)頑張って&少し、いやかなりダッシュ気味で勉強しないとヤバいですよ。頑張って下さい。

 さて、講義の終わりで言ったようにこちらで宿題の解答解説をします。自分で解いてみて、講義で習ったように解けたかどうか確認して下さい。「我流」はいけません!過去問題集のやり方もいけません!目を覚まして(フォースの覚醒)、「ちゃ~~~~~~~んとした」やり方で本番で大量点数をもぎ取ろう!!

大量点数のためにも私の冬期講習をぜひ受講しにきて下さい。

【宿題の解答解説】

①まず傍線部の「そのような日常言語」とは何を指すか?➔直前をまとめたもの=『個々人によって異なった過去の経験に基づく異なったイメージが反映している「言葉」』のこと。

②①で見た「過去の経験に基づく異なったイメージが反映している」を、講義でやった《神経衰弱》でつなげてみる。➔3~4行目の「過去のすべての感覚的イメージ経験を集約するものとなっている」の箇所につながる。

③また傍線部内の「人によってニュアンスが異なり」にも注目!➔やはり《神経衰弱》すると、4~5行目の「人によってその言葉に反映しているイメージは異なる」の箇所につながる。

④②と③から、講義でやった「コア」を考える➔要するに私たちは、自分の過去における経験から得たイメージのもとで言葉を使っているので、同じ言葉を使っていてもそれぞれの人間の過去における経験(やそこから得られたイメージ)は異なるので、使用している「同じ言葉」の意味が「ズレ」る、ということをいっているわけだ。⑤以上からコアは「『同じ言葉』を使っていても、その『意味』『ニュアンス』がズレる」となり、この「コア」を持つ選択肢を選ぶことになる。

⑥選択肢を見てみよう。もちろん講義でやったように単純化する。

 

①水の「分量が同じ」でも、「受けとめ方」がそれぞれ。➔コアに合わない。

②兄の「言葉」は、(弟にとって)「おまじないのようなもの」に聞こえる。➔コアに合わない。

③「多くの人々に深い感銘を与える美」は、「普遍的なもの」だ。➔コアに合わない。

④「デパートの入り口で」という「同じ言葉」であっても、思い浮かべた「場所」が違う➔これは迷ったかもしれないが、やはりコアに合わない。我々が探しているコアは、繰り返すようだが「『同じ言葉』を使っていても、その『意味』『ニュアンス』がズレる」というものである。④だと、「同じ言葉」の箇所はOKだが、「場所」がズレるという箇所がコアと違う。この場合「場所」がたくさんあって、そのどれを思い浮かべたかが問題となっており、「意味」や「ニュアンス」が違うという意味にならない。

⑤「近い」(という同じ言葉を使っていても)といっても、人によって(とらえ方に)だいぶ差がある-と読むことができる。つまり同じ「近い」という言葉を使っていてもそこから「イメージする『近さ』」が異なるわけだ。これが正解。

 

《解答》⑤

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