Ishin奄美校の皆さん、先日はお疲れ様でした!!
そこでお話したように、講演で扱えなかったテキストの問題を解いてみて、「自分が何を苦手としているか」「自分にどのような知識が不足しているか」を見極め、まずはそこを何とかすることから始めて下さい。最初はできなくても良いんです!!これからできるようになれば良い~~~~~~んです(笑)
というわけでまずは【Ⅲ】⇨これが出来なかった人は、拙著『青木の現代文[単語の王様]』を使ってまずは現代文の語彙力を養って下さい。
【解答】4
次は【Ⅳ】⇨これが出来なかった人は、「国語常識」の力が足りません。当HPのTOPページにある「著書と推薦」のところをポチッとクリックして、そこに挙げられている「国語常識」に関する本を少しずつやっていって下さい。
【解説】
最近流行りの「国語常識」の問題。大人でも実は難しいはずなので(それだけ正しい日本語を使える人は少ないのだ)、近くの大人に出題してみよう(自己責任で(笑))。
A「合格はおぼつきません」⇒✖ 「おぼつかない(覚束ない)」はあやふやな様子、不透明な様子、しっかりしない様子、上手くいきそうにない状況・・・・・・などを表わす「形容詞」です。例文のように「おぼつく(動詞)+ません(助動詞)」のような形には変形しません。
B「気の置けない」⇒✖ 「気の置けない」は「気を遣うような距離にない」という意味なので「親しい」「仲の良い」「よく知っている」ということを表わすときに使います。
「頭をかしげたくなる」⇒✖「頭をかしげる」という表現はありません。「首をかしげる」が正しい表現です。
さて、どうでしたか?講義でも言いましたが、いまは出来なくても発想を含めてこういう設問を、ちゃんと「考えて」答えられるように訓練していかないと大学合格はおろか絶対将来、何かしらの状況で損をします!!1度や2度の失敗で「ダメだこりゃ~」と諦めずに、自分を見つめながらしっかり「自分を育てていく」ことが大事です。人目ばかり気にする人は成功しません。頑張って下さい!!サテラインゼミ(テレビ授業)で是非、私の講義も観て下さいね。ではまた!!