【問1】
妻が亡くなってしまった今、その出来事を知的に分析して将来に備える「反省」が無意味なため、ネガティブな感情にしがみついて「後悔」し続けるしかない出来事。
【問2】
CTの画像を患者に分かる言葉に翻訳するだけの、機械的(無機的)な説明であり、生のからだに起きていることを、生の感情に裏打ちされた言葉で説明したものではなかった点。
【問3】
妻が亡くなって以来、気に掛ける相手もおらず、仕事も単なる肉体労働にしか感じられなくなり、生きる目的や、日々の生活における生き甲斐を失っているから。
【問4】
息がたっぷり吸えたことで、自らの癌が良性で部分切除ですんだことを確信して、上機嫌だったために、医師の、上葉を取ったという言葉を受け入れられなかったから。