2015第1学期『現代文読解』第11講高階秀爾「日本近代の美意識」要約&漢字解答&記述解答例&復習問題

【要約】

「美しさ」の発見とは言うものの、これはそれまで誰も気付かなかった対象の持つ属性を見つけ出すことではなく、対象を「美しい」と感じる一人一人の心の中に、思いもかけず見いだされるある種の実感のことである。

 

【問1】

アせんりつ イ特殊 ウ高(昂)揚 エじゅうなん

【問5】

雲には、その属性として美しさなど存在しないと考えていたため、龍之介が、その鋭い感受性で捉えた美を理解できなかったから。(59字)

 

《復習問題》

テキスト本文49行目「いかに鋭敏な感受性の持ち主であったか」とあるが、それはどのようなものであったと考えられるか。その説明として最も適当なものを選べ(㊟解答は最下段。スクロールして確認のこと)。

ア通常の場合には美しいと感じないものであっても、時により美を感じることのできる、自由な想像力に恵まれていた。

イ多くの人が美しいと感じるものにはそれを感じないで、かえって美しくないものに美を感じる特異な能力を持っていた。

ウ普通の人が美しいと考えているものを美と認めることを拒否し、あくまで独自な美を主張する感情の強さを持っていた。

エ徹底的に美しさを追求し、多くの人が感じられないような微妙な美さえ見る能力を習得していた。

オ普通の人が何とも感じないようなものにさえ、既成の概念にとらわれずに美を感じとる能力に恵まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《解答》