月別アーカイブ: 2014年5月

2014第1学期『センター現代文&現代文読解-小説の読解』用補助教材【小説OUTLINE】DownLoad《アンコール掲載》

サテラインで受講している皆さん、あるいは何らかの理由で教材が手元にない生徒さん用に【小説OUTLINE】を再掲載しておきます。講義の内容や皆さんの学習の進捗状況に応じてダウンロードして下さい。

【ダウンロード方法】

 ①下の【ダウンロードは⇓⇓⇓コチラから!!】直下にある「⇓」アイコン横-小説読解用プリント Downloadボタンを1回クリックして下さい。「⇓」はWordファイルです。PDF版もあります。どち

 らも内容は同じです。

 ②どこにダウンロードするかというウィンドウが現れるので、デスクトップ(desktop)など分かりやすい場

  所にダウンロードして下さい。

 ③ダウンロードしたファイルをクリックして開き、お手持ちのプリンター等でプリントアウトして下さい。

 ④何らかの理由でプリントアウトできる環境にない人は、以下の㊟1を御覧下さい。

㊟1自宅や寮などにプリンターがない場合は、以下の方法でプリントアウトして下さい。

 ①セブンイレブンのオンラインで文書や写真を手軽に印刷できるサービス「ネットプリント」を使用する。

 【使い方】

参考Ⅰ 図解【ネットプリントの使い方】をまとめてみた!セブンイレブンの便利すぎるサービス(Kazzさん作成)

参考Ⅱnetprint使い方 FUJI XEROX作成)

参考Ⅲnetprintベーシック使い方(FUJI XEROX作成)  (FUJI XEROX作成)

 ②各校舎/各サテライン予備校・導入校の事務所・担任先生方に相談してみる。

 ③②で断られた場合、校舎名、担当者名、断られた経緯を明記の上、「サテライン質問用紙」か「封書」にて

  代々木ゼミナール本部タワー校講師室青木まで請求して下さい(封書の場合は、返信用封筒に名前、送付  先などを明記の上、切手を貼って同封して下さい)。

 ④単科ゼミ「青木邦容の現代文」のテキストを手に入れる。

 ㊟2単科ゼミ「青木邦容の現代文」を受講している人は、テキストに同じ物が掲載されているので、それを使

  用して下さい。

【ダウンロードは⇓⇓⇓コチラから!!】

2014第1学期『センター現代文』第7講(問題番号は6)大橋良介『「考える葦」の場合』要約&復習問題&漢字解答

【問1】

(ア)              疎外 ➀疎 ②訴 ③組 ④阻 ⑤礎

(イ)              環境 ➀響 ②競 ③鏡 ④境 ⑤驚

(ウ)              示唆 ➀作 ②鎖 ③射 ④左 ⑤唆

(エ)              所産 ➀書 ②暑 ③所 ④緒 ⑤初

(オ)              膨張 ➀紡 ②膨 ③傍 ④妨 ⑤望

 

【要約】

パスカルは人間を「考える葦」と言い、「葦」に喩えたが、その理由に関しては「自然の中で一番弱い葦」という言い方をしたところにヒントがある。実際の葦は、群生しており、またその大きさ、繁殖力から言っても決して「弱い」と表現できるものではない。実はパスカルが表現したのは「一本の葦」である。ならばどうしてそれが人間の「考える」行為と結びつくのか。それは人間が漏れなく、考える際にはどこまでも自分一人に戻って、自分の内面で考えるしかないからである。人間は、こうして自分の内面に戻ることで死すべき者としての絶対の有限性に直面する。そしてそうした人間の思惟は、人間存在の本質でもある。人間は宇宙と異なり「死ぬことを知っている」。またその自覚があるからこそ、宗教や社会や歴史を形作ることができたとも言える。宇宙が死ぬことを知らないのは考えないからである。その点で人間だけが考える存在であり、考えることで宇宙を自らの思考で包み込むことも可能である。一本の葦が、ちょうど生存の宇宙的諸条件の全てを内に映し、包み込んでいるように「考える葦」である人間は、その本質である思惟を介して、自らの中に様々なものを映し、包み込んでいる。ここにもパスカルの巧みな比喩性が見られる。またこのように人間の思惟は、その働きの中で全てではなくとも宇宙を包み込んでいる点で、宇宙の働きの一つがそこにあるとも言える。

 

【復習問題】テキスト52~54行目『「死ぬ」ということについて人間が自覚するということは、人間がただ一人という存在にもどることであり、同時にこの自覚を通して、他の死すべき存在と結びつくところである』とあるが、どうして『「死ぬ」ということについて人間が自覚するということ』が「他の死すべき存在と結びつく」ことにつながるのか。その説明として適当なものを次の①~⑤中から選べ。(㊟解答は最下段)

 

➀ 考えるということは、自分の内面に戻って死すべき者としての絶対の有限性に直面することであり、その思惟を介して人間が、そうした運命的な孤独感に耐えられなくなるから。

② 考えることで、人間は自分の内面で、自らの死すべき者としての絶対の有限性に直面するが、その有限性の自覚を通して、お互いが同じ存在として共同する必要性を意識するから。

③ 考えることで一人に戻ることになる人間は、自らが究極的には孤独な存在であることを思い知らされ、現実の世界で触れ合う人間同士の関係が、虚構のように感じられるから。

④ 考える作業は、どこまでも自分で考える作業に他ならず、自分一人になるという側面を持っている以上、その他の場面では、その反動として人間同士の触れ合いなどを求めるから。

⑤ 人間は考えることで、宗教や社会や歴史を形作ってきており、それを今後も継続していくためには、人間存在の本質として思惟を続け、共同体の成員が協力していく必要があるから。

 

 

 

 

 

 

 

【解答】②

 

 

 

 

代々木ゼミナールYOZEMIサテラインチャンネルで視聴回数1万回を目指す(笑)!!医学部編

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2014第1学期『センター現代文』第6講(問題番号は5)近藤譲『「書くこと」の衰退』要約&復習問題&漢字解答

【問1】

 

(ア)  端  ①端的 ②丹念 ③鍛錬 ④探究 ⑤生誕

(イ)  執筆 ①失う ②湿っ ③執る ④漆  ⑤室

(ウ)  媒介 ①開墾 ②回避 ③快癒 ④誘拐 ⑤介護

(エ)  顕著 ①険悪 ②堅実 ③献身 ④顕微 ⑤倹約

(オ)  超克 ①深刻 ②酷似 ③克明 ④告訴 ⑤国土

【要約】

近代西欧の作曲家達は、いずれの時代、派に関わらず音楽作品を「完結性のある客体的な存在を持つ音響構成体」であると考えていた点では共通しているが、こうした作品概念は中世後期からルネサンス時代の記譜法の発明に端を発する楽譜の存在と表裏一体である。こうした記譜法の発明により非常に複雑な対位法的音楽が可能になり、以来、作曲を始め音楽は「筆記」に依存するようになった。もちろん楽譜は、そのままでは単なるテクストに過ぎない。それが演奏者によって解釈を伴いつつ演奏されることで、初めてそれは音楽としての実体を得る。しかし、どのように演奏されようともそれが同一の「テクスト」に基づいて演奏されれば、それらはひとつの特定の音楽作品と同定されるという筆記的本性を、そうした音楽は持つ。こうした音楽の筆記的特性は、今世紀の前衛音楽によって一層推し進められ、ついには「演奏者」に「解釈」の自由がほとんど残されていないような「テクスト」が書かれる傾向が促進され、音楽における「テクスト」優位は絶対視されるようになった。しかしその後、一九六〇年代後期に入り、一九五〇年代に既に飽和状態であったそのような傾向への反動として非筆記的な即興演奏へと向かう動きが、突然、急進的な前衛音楽家達の間に広がり始める。その結果、音楽は「テクスト」やその作曲者から解放され、まさに「無名性」を獲得した。つまりこれは西洋近代の芸術的音楽に保たれてきた筆記的伝統の否定であり、またある面では筆記以前の口述的な音楽の復権とも言える。そしてこうした傾向と同時に、前衛音楽家達は、非西欧の民族的伝統音楽に真摯な興味を持ち始める。これは非筆記的本性の音楽に対する正当な評価へとつながり、またそれを筆記的伝統からの脱却を試みる西洋の音楽家達の格好の導き手と意識することになる。こうした前衛音楽家達の新たな試みは、それまでの芸術音楽と他のポピュラー的音楽との間にあった溝を埋めるような結果ももたらした。しかし、こうした「筆記性の衰退」という事態の中で、今日、作曲家たちは、まさに「作曲」を見直し始め、その結果多くの作曲家が、再度「書くこと」の可能性を模索し始めた。これは西洋近代の音楽的伝統の根幹であり続けた「筆記性」を、初めて客観的に捉えるようになったとも言える現象である。仮に「書くこと」の新たな形での復権がなされれば、そこに近代の超克が成就したことになると思われる。

 

【復習問題】(解答は最下段)

傍線部D内『「ジャズは好きですか?」という問い』について、筆者は、何のために「そういう期待をもって活動している作曲家」に「ジャズは好きですか?」と問うという「仮定」の話をしたのか。次の中から適当なものを次の①~⑤の中から選べ。

 

①    作曲に「書くこと」の新たな可能性を模索し始めた作曲家にとっては、ジャズは筆記性が稀薄な音楽の象徴であるから。

②    作曲における「書くこと」の新たな形での復権がなされるかも知れないと期待している作曲家が、ジャズを嫌っているのは明白だから。

③    筆記性が稀薄なジャズを否定するだけでは、「近代」の超克は達成できないが、その方法はまだ明らかでないということを筆者は暗示したかったから。

④    西洋近代の音楽的伝統を客観的に見られるようになった作曲者たちは、ジャズをまず一番に乗り越えねばならないはずだと筆者は考えているから。

⑤    「書くこと」の新たな形での復権に期待もって活動している作曲家にとって、愛好家たちの多い非筆記性を本性とするジャズは、何としても打倒しなければならない相手だから。

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

2014第1学期『現代文読解』第6講(問題番号は5)井伏鱒二「朽助のいる谷間」用【小説OUTLINE】=解法と読解

5月19日以降の「現代文読解」第6講で使用します。各自ダウンロードして講義に備えて下さい。

ダウンロードは以下を御覧下さい。⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓

ダウンロード方法】

 ①下の【ダウンロードは⇓⇓⇓コチラから!!】直下にある「⇓」アイコン横-小説読解用プリント Downloadボタンを1回クリックして下さい。「⇓」はWordファイルです。PDF版もあります。どち

 らも内容は同じです。

②どこにダウンロードするかというウィンドウが現れるので、デスクトップ(desktop)など分かりやすい場所にダウンロードして下さい。

③ダウンロードしたファイルをクリックして開き、プリントアウトして下さい。

④うまくダウンロードできない人はこちらを直接開いてプリントアウトして下さい。

2014第1学期『センター現代文』【小説OUTLINE】=解法と読解(青木の講義を受講していない人はダウンロード厳禁)

⑤何らかの理由でプリントアウトできる環境にない人は、以下の㊟1を御覧下さい。

【ダウンロードは⇓⇓⇓】

㊟1自宅や寮などにプリンターがない場合は、以下の方法でプリントアウトして下さい。

①セブンイレブンのオンラインで文書や写真を手軽に印刷できるサービス「ネットプリン 

 ト」を使用する。

【使い方】

参考Ⅰ 図解【ネットプリントの使い方】をまとめてみた!セブンイレブンの便利すぎるサービス(Kazzさん作成)

参考Ⅱnetprint使い方(FUJI XEROX作成)

参考Ⅲnetprintベーシック使い方(FUJI XEROX作成)

②各校舎の事務所に相談してみる。

③②で断られた場合、校舎名、担当者名、断られた経緯を明記の上、「サテライン質問用紙」か「封書」にて代々木ゼミナール本部タワー校講師室青木まで請求して下さい(封書の場合は、返信用封筒に名前、送付先などを明記の上、切手を貼って同封して下さい)。

単科ゼミ「青木邦容の現代文」のテキストを手に入れる。

㊟2単科ゼミ「青木邦容の現代文」を受講している人は、テキストに同じ物が掲載されているので、それを使用して下さい。

 

2014第1学期『現代文読解』第5講(問題番号は4)三浦雅士「考える身体」問7 記述解答(ラフを膨らました場合)&復習問題補足

【問7】

新しい観客論がいま要請されている➔(なぜか)➔古い「観客論」では説明が付かない事態が現れているから➔(例えば、オリンピックを、そのような観客論の立場から考察し直す必要がある)➔(それはどのようなことか)➔身体の同調を通して、共同体の基盤が身体にあることを確認するようなことが必要になっている(それまではただ勝敗にこだわったり、スポーツ選手の技術的な面を「機械的」に判断するのみであった=近代的な見方)

(ラフ)身体の同調を通して、共同体の基盤が身体にあることを確認する必要が出てきたから。

        ⇓(これを膨らます)=「理由の理由」を                  使う。➔次回解説

                    

【解答例】 見ることが全身的な行為であり、そうした身体の同調を通して、共同体の基盤が身体にあることを確認する必要がでてきたから。

【復習問題 語彙編】

次のABCの言葉の説明を次の選択肢から選べ。

A共同

B協同

C協働

1.同じ目的、利益のために力を合わせて働くこと。

2.共に力を合わせて仕事、作業などをし、同じ目的の達成や利益の保守を図ること。

3.同じ立場、状況、資格にある人が、何かを一緒にしたり、使ったりすること。

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

A 3 B 2 C 1

2014第1学期『現代文読解』第5講(問題番号は4)三浦雅士「考える身体」要約&復習問題&漢字解答

【問1】ア 山積 イ 跳躍 エ 画然

【要約】

人は意識において考えるより先に、まず身体において考えている。そのような身体所作を採用した身体は共同体の基盤となる。スポーツ観戦においても、舞踊を見る際にも、あるいは机上に飾った尊敬する人物の肖像や彫像、雄大な光景などを見る際にも、人は全身でそれらを見るのであり、身体をそこに同調させている。なぜなら同調させることで、それらとの共同性を確認することができるからだ。人は身体を介して対象に同調し、それになりきることで対象との境界を越えていくのである。あらゆる意味で分断の時代であった近代の全体が問い直される中、こうした見ることの意味が明らかになってきている。見ることが全身的な行為であることが明らかになりつつある現代、それに合わせて新しい観客論も要請されている。

 

【復習問題】テキスト本文10行目「そしてたいていは、どこかしら恥ずかしくなって、肩をすくめる」とあるが、どうして人は自分の個人的な身体を思い浮かべると「恥ずかしくなる」のか。講義を参考に50字以内で答えよ。

 

 

 

 

 

 

 

【解答例】自分の身体は、その全身を見ることができないゆえに意識の中で想像することでしかできず、不安に陥るから。(50字)

 

 

 

 

2014第1学期『現代文読解』第4講(問題番号は3)岩井克人「広告の形而上学」要約&復習問題&漢字解答

【要約】

消費者として実体としての商品そのものを比較できない資本主義社会では、広告を媒体として商品が比較されるが、そこに見られる客観的対応物を欠いた差異は、商品の価値に帰着しえない広告自身の価値を生み出す。この過剰なる差異性ゆえに企業は広告活動をするわけだが、その点で本来商品について語る媒介としての広告は、それ自体商品となっている。これは一般商品の価値の尺度である貨幣が、同時にそれらの商品同様に需要の対象となるという関係と同じであり、そこには形而上学的奇妙さが見られ、またそれへの驚きが、広告についての真の考察と差異性を持った言説を作り出す。

【問1】

ア自明 イ競合 ウ還元

【復習問題】筆者は本文61行目で「いささかなりとも差異性をもった言説を作り出すはず」と述べているが、これは筆者の広告に対する考えが、どういうものであるということを言おうとしているのか。41行目の言語についてのソシュールの考え方と以下のキーワードを参考にして、以下の文を完成させよ。

ソシュールの「対立が価値を生み出す」という言説から、[    70字以内     ]ということ。

《キーワード》広告 形而上学的奇妙さ 驚き 現代 広告に対する表面的な言説 対立 価値

 

 

 

 

 

【解答例】ソシュールの「対立が価値を生み出す」という言説から、[筆者の、広告が形而上学的な奇妙さに満ち満ちた存在への驚きを伴う考察は、現代の広告に対する表面的な言説に対立するものであり、価値がある]ということ。