2014第1学期『現代文読解』第12講立川昭二「人生の不思議」復習問題&要約&漢字解答&記述解答

【要約】

誰もが大人の時よりも子どもの時の方が、時間を長く感じる。それは変化や感動があるからであり、大人になればどの日もどの月も、同じ仕事や家事に明け暮れるせいで、一日も一年もあっという間に過ぎ去ってしまう。ならば一日を無駄に過ごさず、一日を十倍に拡大して、決してその時間を無駄に過ごしてはいけない。大人になっても、子どもの時のように何かに夢中になり、今の今という「私だけの時間」とも言える自分の人生の時間が過ぎていくその時間とひたむきに向き合っていれば、黄金の時間とも言うべき深い時間を生きることが出来る。人は時間は過ぎ去って消えていくものだとばかり考えるが、砂時計と向き合えば、時間が自らの内部に蓄えられていくのを見て感じることができる。人生のたそがれである黄金の季節に、まさにこうした黄金の時間に向き合ってみるべきであろう。

 

 

【問1】

ア堆積 イ縛る ウ思索 エ継続 オ収穫

 

 

【問4-解答例】

今の今という自分の人生が過ぎ去っていくその時間とひたむきに向き合い、そうした「私だけの時間」を深く味わいながら過ごす。

 

(別解)過ぎていく時間とひたむきに向き合いそれを深く生きれば、自分だけの時間が過ぎ去るだけでなく、内部にゆたかに蓄積されていく。

 

 

【復習問題】

テキスト本文中「砂時計」は何の象徴として描かれているか。次の文に当てはまる形で本文中から抜き出せ。(㊟解答は最下段)

 

〇[       45字以内       ]ことの象徴として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

自分だけの黄金の時間がさらさらと流れ、そしてあなた自身の内部にゆたかに蓄えられていく(42字)