2014冬期『青木邦容のハイレベル現代文』第2講丸山真男「現代における態度決定」要約&復習問題

【要約】

私たちの認識は、私たちが無自覚の内に身につけた、社会に蓄積された色々なイメージを通したものである点で既に整理、選択されたものであり、さらに行動連関の中で実際に様々な現実の事象などと関わり合っているゆえに、常に一定の偏向を持たざるを得ない。むしろ社会事象に対しては、問題は偏向を持つか持たないかではなく、それを自覚し理性的にコントロールすることで客観性に到達しようと試みることであり、自らに偏向があることを否定することは、かえって自らの偏向の隠蔽や社会的責任の回避につながる。

 

 

【復習問題】

1行目で筆者は「私たちの認識は無からの認識ではありません」として、その例として私たちが「概念」を通して認識していると述べているが、「概念や定義」がそうした認識のための「引き出し」になるのはどうしてか。その理由を50字以内で述べよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】

私たちが物事をそれとして認識するには、先に概念によって事象を分類し、定義づける必要性があるから。